家族が鬱になったら

前回の家族.ver

  1. ダメな時はなにをやってもダメ
  2. 遊べても働けま10
  3. 甘えるのはしゃーない。

 

※個人的な体験のみをもとに書いています。鬱の症状や解決法を一般化したものではありません

 

まず家族が欝になったらあなたがすべきことは鬱に関して書かれた本を2,3冊以上読むことです。テレビで特集を見てどんなもんか知ってるとか、ネガティブになるあれでしょ?知ってる知ってる。という人はほんとうにうざったいので。

 

ひどい鬱のとき、その人はなにをやることもできません

風邪でずっと横になってるけど夜もぐっすり寝たしもうぜんぜん眠れない、でも起き上がれない

それに近いです

時間的な余裕ができたのにゲームをしても全く楽しくなく、ベッドで横になっても寝れず(不眠ではない)ただただ天井を眺めて時間を過ぎるのを待っていました

それも暇で暇でしょうがないのでやっぱりPC立ち上げたり、でもつまんないからすぐまだぐだーとして。。。どうしようもない。たぶんしゃーない時期何だと思います。

せめて栄養のある食事を摂ったりするといいんでしょうが、人と関わるのが嫌だったので、家族の立場からどこまで介入していくかは難しいですね。私は放っておいて欲しかったです

 

上の状態はまぁ鬱のよくあるイメージに近いかと思うんですが別の症状もあります

好きなことはできるけど嫌なこと、タスク、すべきことは全然できない

健康な人に理解してもらうのが難しいと思うんですが、たとえば家を出てゲーセンにいくのはデキる、むしろ家で寝てるのつまらないので自分からゲーセン行くわけです

それだけ元気ならたとえば燃えるゴミをまとめてゲーセン行くついでにゴミ捨て場に持っていくとかできるでしょ!と、そう思いますよね?

できないんですね

やるべきこととか、そういうのができないんです

なにか強制されてる感といいますか、やらなければいけないというのが非常に威圧的に感じるんですね。だれかにゴミ捨てろと言われたわけでなくても

 

たとえば彼氏と同棲していて共働きだとします。彼がゴミ捨てずに先に会社行っちゃった時

あなたがゴミをまとめて出勤ついでに捨てるのはそれほど手間では無いでしょうが、なんの断りもなく先に会社に行かれて、あなたが捨てなければいけないという状況。

強制力・威圧のようなものを感じると思います。

もし無視してゴミ出ししなければ次の回収日まで4日間生ゴミの臭いがどんどんひどくなってきます。それは避けたいからやっぱり今日捨てなきゃいけない

ちょっとムカつきますよね

 

そんな威圧感をまぁ一人暮らししていて勝手に脳内で感じるわけです

 

次に甘えについて。

鬱は甘え。

よく言われることであります。

実際になってみて社会的にあまやかしてくれる部分も多々感じます

社会人であれば傷病手当金といって休職中や退職しても数ヶ月ー数年基本給くらいのお金が毎月貰えます

またそれ以外にも雇用保険(失業手当)で300日間7000円/日くらいのお金が貰えます

 

私は働いていた時(や鬱で休職したとき)はもっと頑張らなきゃとか、自分の実力が足りなくて潰れてしまったと考えていて、まぁまぁ頑張っていましたが、300日働かなくてお金が貰えるとなったら満額もらおう!とゲスな思考に染まりました

 

なんかそういう環境になったら人間とことん楽する、ゲスになるっていうのを身をもって学びました。

 

もし家族が鬱が治ってまだ甘えているようだったら家族がうまくコントロールする必要があると思います。

治っていてもいきなり全力疾走は難しいでしょうから。

また甘えていてもそれは甘えられるシステムがあるからでできるだけ叱らず手助けをするような感覚でいてくれたらと思います

 

最後にされて嫌だった行為をいくつかあげときます

・やたら様子見にこられる(頼んでもないのに)

・嫌だと言ったのに自力で引っ越しの立ち会いをさせられる(やらなければいけないタスクを強制させられたのと、管理会社の人や引っ越し業者と会うのが嫌だった)

・(親のお金で生活していたので)お金が無くなったらお前を殺して私も死ぬと言われる(なにがあろうが殺すは言っちゃいかんでしょ。このあと恐怖を感じて一人暮らししてる家に帰ろうとしたらお前は逃げるのか、と言われました)

 

というわけで結論としてはテレビやらでわかった気にならないでちゃんとした知識をつけて接してくださいねってこと。

もちろんこの記事だけでは不足だし偏向です。

友達がうつ病になったとき あなたができることは

うつ病になった経験があるのですが周囲の理解が十分でなかったと感じたのでエントリー

 

 

結論

・友達がうつ病を治すのは不可能

・友達関係は続けてね

・もし唯一無二の親友だったら

 

まずうつ病というのはけっこう根が深いといいますか治すのが難しいココロの病で、友達と1回ランチに行ったから治る、愚痴を1時間聞いてもらったら快方に向かうということはほぼないです

たまたま同じ部署で仕事をしていてランチを一緒にする仲とか、知り合って2年で休日2,3回遊びに行った、というそこそこの相手のためにそれ以上自分が負担したいですか?

なんか元気がなくて気になるけど自分を犠牲にするつもりはちゃんちゃらない、という方が多いのではないでしょうか。

あなたがなにか特別な行動をする必要はありません。

 

うつ病になると大変内向的になります。

外に出ない、なにもしない。

ほんとうになにもしません。風呂もめんどくさい

逆に投薬や躁の時期などハイになって買い物をたくさんしたり外出が増えることもあります。新しい趣味を始めます

これに付き合おうと思うとある日はそのネガティブさにげんなりし、ある日は調子が良すぎてイライラすることになりかねません

事前のメールでそれがわかりにくいのが面倒なところです

ただその人(鬱の人)はこういった行動を繰り返し友達が減っています。

一直線に減っているのではありません

加速度的にです

友達関係だけは続けてくれると有難いです

具体的に言うと泊りがけの誘いや気乗りしない場所へのお誘いは断って、近所のカフェで1時間会うなど。

鬱陶しい絡みをされたら早めに切り上げてあなたへのダメージを少なくすることが大切です。

できれば3ヶ月位したら懲りずにもう一回お茶をしてください。お願いします

 

もし親友が欝になったら

あなたの大好きな親友が欝になった

土日両方費やしても構わない、なにか親友が元気になるなら1,2万円出費して遊びに連れ出しても良い

そこまで想っていたとしたら

親友の回復を静かに待ちましょう

彼、彼女が復帰に向けて行動をしている、勉強を始めた、人と接する訓練のためなにかをしはじめた、そんな頃に相談にのるべきです

 

 

うつ病は被害者じゃない

うつ病というとどうしても嫌な人に意地悪されただとか、無理なノルマを課せられたとか被害者、かわいそうな人だと思われがちです

ただ人対人で100%どちらかが悪いという状況は生じにくいですよね

どうもこのかわいそうな人、弱い人扱いされるのが苦手でした

私は激務でうつ病になったのですが自分の能力不足が半分くらいあったと思っています

 

あとは原因は人間関係でしょ?という聞き方をしてくる人が多いですがそうでない人もいます。普通に仕事量が多い。上司も悪い人ではないのですが、、、というパターン。

~なんでしょ?という聞き方は決めつけてかかっている感じがして嫌いです。

 

※個人的な体験にもとづいて書かれた記事でうつ病患者の総意でも一般的な意見ではありません。ご了承ください。文章がくどくなるので「うつ病は~」とさも一般的なように書きましたが私の経験したうつ病、私の考えるうつ病です

もうすぐ絶滅するというブックカフェについて

ブックカフェという言葉を聞くようになって暫く経つ

 

最近何件か行ったので気づいたことを残しておきます

 目次

  • かもめブックス
  • 神楽坂モノガタリ
  • SHIBUYA BOOKSELLERS
  • 森の図書
  • STUDY LOUNGE
  • BOWL
  • まとめ

 

かもめブックス

はじめて行ったブックカフェ。期待は大きかったが大型書店でも置いてある本が多く、一般に流通している中で良書をセレクトしているダケなんだと感じた

ジャンルに精通しておらず本を誰かに選んで欲しいライト層と

店員さんと趣味がガッツリ被っていて選書を信頼している常連さんのための本屋かな?

ライト層でなく、初訪問で店員の素性も知らない私としてはあまりひっかかるものはなかった。

マンガ棚は気が合いそうな良作が多く選んで並べられていたがマンガは自分で選べるのよね…

店内で飲食はしなかったがコーヒーにも力を入れているよう

 

神楽坂モノガタリ

落ち着いた重厚な雰囲気の店内。

新刊書店のわりにあまり目にしたことがない大型本なども並んでいる。

書籍数は少なめで店内の客もまばら。

作業用のブックカフェかもしれない。

 

SHIBUYA BOOKSELLERS

壁側にアトランダムな本棚が楽しい。

すべて白いので全体としてまとまっていて好印象。

置いてある椅子は多分、座る用ではない…んですよね?

店内奥に社員さんが仕事をしているのがなぜかガラス越しに見られる

訪問時は昼頃でコンビニ弁当をかき込みながらPCにかじりつく女性が印象的だった

こういう試みは好きだけどちょっと生活感がありすぎるのでは(笑)


森の図書

訪問1度目は、森の図書室に行くのをメインイベントとして渋谷に寄ったら臨時休業に突然なった。

その後日初訪問がかなうと、クラウドファンディングの成功など華々しさと裏腹に客は店内に1人、店員さんも1人。

突発的な休みが多いのは少ない人数で回しているからかもしれない。

私が注文してからお客が3人ほど来店し店員さんがもう1人出勤。

注文から15分ほどしてから私の注文が厨房に入るというマイペースなお店だ。

店内は少し暗くインテリアもこだわりが感じられる

こだわりをもって選定された製図用の椅子はクッションなどなく板の座面と背もたれであるにも関わらずカーブと可動で妙に座り心地が良い

置いてある本は多いが過去のベストセラーなど見知った本が多い

ざっくりとジャンルに別れて適当に配置されている(と思う)

高さ2mを超える均一な棚に腰の位置に浅いテーブルがついているがライトノベルなどは必ずこのテーブルの下、つまりわざわざかがまないと分からない場所に置かれている

ライトノベルを低俗と考えて隠している?

21時になると照明をかなり暗くして客のいる席だけライトで照らす

また端にはフラットシートのベッド席がある

本の貸出システムはfacebookアカウントを登録する方法から、借りる本の定価(税抜き100円以下切り捨て)を現金でデポジットする方式に変わったようだ

捨て垢を登録して本を返さない人がいたのだろうか(笑)

好きな本が税抜きで買えるとも言えるが新古本のような状態が多いのでわざわざそのような事をするメリットはなさそう

 

STUDY LOUNGE

本屋ではないが好きなだけ滞在できるカフェということでおまけ

有料の私設自習室

都内には静かに広がりを見せている業態だがここはその中でもパイオニア的存在。

料金システムは時間で加算されネットカフェのよう。事前に利用時間を指定せずに入り、退店時にパック料金(+延長料金)が自動で適用される後払い。

座席はカフェっぽいゾーンと予備校の自習室のようなゾーンが半々。

PCや本を持ち込んで自由な時間を過ごせるが

自習室ゾーン2つのうち1つはキーボードの使用不可

(長い文章入力は不可だが検索ワード入力など必要最小限のキーボード利用は可能らしい(?))

高校生が多く、その他の客も若い人が多めで客は多い

けっこういい値段するんだけど月額会員かな

コーヒーはちょっとでかいバリスタみたいな機械が無料で利用できる

温度がホット、アイス。味がレギュラー、スペシャル(濃いの)で2×2の4タイプ。

他にウォーターサーバー、紅茶もある。

なにより飲食物の持ち込みが可能なのがよい(臭いの強いもの除く)

月額だと1万円ほどするので利用回数が多ければ安くなるが私は外での作業は気分転換を求めているので同じ1万円ならいろんなスタバに20回行く方がいいかな。

ノマドワーカーより渋谷に通学している高校生向けというお店。

 

BOWL

 神奈川県の中央くらいにあって都心から行くようなアクセスではない

が、行った。

ブックカフェというよりは本屋にカフェがくっついたというお店(それをブックカフェと呼ぶんじゃないのか?)

店の本が読めるが雑誌とマンガはビニルがしてありルールでも読むことを禁止されている。

書籍の量的には他とそれほど変わらないが、店員の好きな本を置いています!という他店に対してそいういう押し付けがましい感じがしないレイアウト

コーヒー380円だけで座席が時間制限なく利用可能で厨房や注文カウンターが席からみえないので追加注文のプレッシャーなく何時間でもいられそうだ

平日500円のプレートが一種類だけだがはじまってセットドリンク250円とコスパが最高級。

ただららぽーと内の中央部分に壁で仕切ることなく存在するスペースなので店内放送が気になる

また発売したばかりの本もあるにはあるが少なくコレを読みたい!と思っていくのはキツイ(でもハリポタ新作あったよ)

 

まとめ

 選書に自信をもっているブックカフェ(かもめブックス、SHIBUYA BOOKSELLERS)は本選びをお任せしたい人のための本屋。

今まで本を読んでなかったけど、これから小説をいろいろ読みたい。どういうのがオススメ?という人あたりがピッタリ。

既に好きな作者やジャンルが固まっていて自分で選んでいる人にはメイン書店にするのではなくたまにふらっと寄って新しい作者を探すような活用ができる

 

私の読書は小説ではなく気になる実用書のジャンル、例えばタイポグラフィについて知識を得たいという目的のためその界隈でスタンダードとされている本を調べて読んだり、自分で内容を確認して良いものを選んでいる。

かもめブックスにタイポグラフィについて詳しい店員さんが居て会話しながらオススメを説明してくれたら嬉しいが基本的にタイポグラフィ本が何冊か並んでいるだけでポップもないなかから選ぶような形になり満足な体験ではない。

というわけで何店舗か行った結論としては私の読書にブックカフェは合わないということだ。

それなら池袋の有隣堂なり新宿のブックファーストに行って思う存分選び抜きたい。

書店界で新しいムーブメントで意識が高いブックカフェだが本好き全てにとって素晴らしい場所というわけではないのだ。

 

AIによって人間は労働から開放されるか?

  1. コンピューターが働いて収入を運んでくれるか
  2. コンピューターは人間から仕事を奪うか
  3. AIによって利益のある業界はどこだ

 

コンピューターが働いて収入を運んでくれるか

人間と同等やそれ以上の知能を持ったAIが生まれればそれが収入を運び、人間は自由な生活を得られるのだろうか

私は現在のような資本主義社会である限り、それは難しいと思う

仮に年間300万円を稼ぐAIが開発され、ヨドバシカメラで発売されたとする

このAIはいくらだろうか?

10万円で売られることがあるだろうか?いや、ない。

2000万円や場合によっては1億円くらいの値段がつくだろう。

太陽光発電パネルみたいに。

余剰なお金がある人の投資先が一つ増えるだけではないか

 

コンピューターは人間から仕事を奪うか

これから奪う、というより奪われている。

企業のチャットサポートや人材マッチングその他多くのシステムに人工知能が導入されている

これは悪いことだけではなく、以下で言われているようにより高度な仕事で人間が働くことで生産性をあげ、よりよい生活や社会を作る可能性がある

羽生善治三冠、AIの進歩が「人間の認識」と「社会の制度」を変える(8/8ページ):nikkei BPnet 〈日経BPネット〉 

www.nikkeibp.co.jp

 

ただ負の側面をみればAIが得意とする仕事が得意だった人が仕事を奪われてしまう。

そろばん名人が銀行に必要なくなったように。

ただそろばん名人が完全に無価値になったかといえばそうでないように、何らかの価値は残ると思う。収入にならないが。

AIによって利益のある業界はどこだ

経営層から見れば、チャットサポートや、経理などをAIで行えるのは等しく利益を享受できるはずだ。

ただ勝者と敗者がうまれるような場面では1番投資した企業が一人勝ちに近い状態になると予想する。

今まで人間が1対2で競い合っていて1勝2敗の成績だったフィールドで

性能が1対2のAIで戦ったら1勝2敗より0勝3敗になる可能性が高い

つまり大企業の経営者が、人間をAIに置き換えて経費削減するだけでなく、付加価値を享受できるのではないか

 

新聞をちらっとチェックする程度の情報しか持っていないので、読み進めている関連書籍を読み終わり次第補足します

読んでいただきありがとうございました